法隆寺には金堂の薬師如来をはじめ、国宝、重要文化財が多く安置されております。
一日で見るには大変ですね。
是非じっくりとこの目で見てみたいと思っていますが、なかなか機会がないですねー
地蔵菩薩様とのご縁が出来れば多分呼ばれるでしょう。
法隆寺の地蔵菩薩像像とは
大きな慈悲の心で人々を包み込んで救うといわれています。
弥勒菩薩が56億7000万年後に現世に出現するまではこの世には仏がいない状態とされているため、その間命あるものすべてを救済する菩薩と伝わっています。
法隆寺とは
法隆寺(ほうりゅうじ)は、奈良県生駒郡斑鳩町にある仏教寺院。聖徳宗の総本山である。別名は斑鳩寺(いかるがでら、鵤寺とも)、法隆学問寺などがあります。
法隆寺は7世紀に創建され、古代寺院の姿を現在に伝える仏教施設であり、聖徳太子ゆかりの寺院です。
創建は金堂薬師如来像光背銘、『上宮聖徳法王帝説』から推古天皇15年(607年)とされています。
金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍に分けられていて、境内の広さは約18万7千平方メートルで、西院伽藍は現存する世界最古の木造建築物群である。
法隆寺の建築物群は法起寺と共に、1993年に「法隆寺地域の仏教建造物」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
建造物以外にも、飛鳥・奈良時代の仏像、仏教工芸品など多数の文化財を有しています。
奈良・法隆寺大宝蔵院・木造地蔵菩薩立像
法隆寺の大宝蔵院に安置されております。
明治初年の神仏分離令で大神神社の神宮寺であった大御輪寺から移されたと伝えられています。
頭から台座の蓮肉部まで一木で作られ、内剤も無い重量感に富んだ一木造の像で、衣文の表現にも切れ味があります。
威厳に富んだ表情で、地蔵菩薩とされていますが、神像であったという説もあります。(平安時代国宝)