日本で神様というと、神社の神様、天照大御神をふと思い出す人が多いかと思います。
正直、古事記、日本書紀などを読むとこわーい神様。
筋が通らないと怒り爆発で天変地異を起こしたり、一刀両断にしたり、非常に恐れ多い存在。
だからなのか、昔は家に神棚が必ずあったり、農作物の収穫を一番に神様に捧げたり、お祭りしたり、日々礼節をもって接してきたんですよね。
まーそんな神様は「八百万の神様」なので万物をつかさどる存在。
そんな神様を味方に付けることが出来れば、ドンドン良い方向へと未来が開けるはず。という事で、開運の方法を調べてみました。
日頃から神社にお参りしてご縁をいただく
神社の神様とのご縁をいただくには、とにかく家の近所の神社に日頃(月1回など)から通って神様に覚えていただくこと。
初詣だけとか、お願い事がある時だけ、というのはかえって御無礼にあたります。
私もそれを肝に命じて、謙虚に神様と向き合っています。
できたら、三社参りをしてみましょう。
- 家の土地の氏神様の神社
- マイ神社
- 行ってみたい有名な神社
マイ神社とは、あなたの好きな神社、お参りすると不思議とよいことがあったり、気持ちが軽くなったりするあなたと相性のよい神社のことです。
よく知られた有名な神社にいくつか通って、もっとも波長が合うと感じる神社をマイ神社にしてもよいですね。
ただご縁をつなぐことが大切ですから、通いやすいほうがいいでしょう。
どの神社であっても、神様への表敬の気持ちは忘れず、身ぎれいにして出かけましょう。
くれぐれも汚れた家着のまま、犬の散歩のついでに行くようなことはしないでください。
神様からひんしゅくを買い、横着者リストに載ってしまうことも。
神社の神様にお願いをするとき
本来神様にはお願いをするのではなく、感謝と宣言をお伝えします。健康でいられること、仕事ができること、時々でも旅行に行けることなど、日々のことに感謝します。
まずは感謝!これ忘れずに!それから自分はどうするかという宣言。
宣言は、「私は○○をします。どうぞ見守っていてください」という誓いです。
もちろん宣言しておしまいではなく、それにそって謙虚に努力し、行動します。
そういう姿に神様はごほうびをくださるのです。
宣言をしたからと言って叶うわけではなく、それを見てちょっとこっそりご褒美をくれるのが神様。
お願い事は、頻繁に通う中で、小さいことからステップアップしましょう。
「明日のイベントが成功しますように」などとお願いして、叶ったらお礼参りへ。
そうやって神様の信頼を得ていくと、徐々に大きなお願いを聞いてくださるようになります。
お賽銭の金額は?
お賽銭は、天の数である3・6・9を基本に。
神様に届く数霊なのです。
369円、3690円など、その数字がすべて入っていてもいいですし、
一桁ずつ足すと、3、6、9になる数字もOK。
150円 (1+5+0=6) とか、690円(6+9+0=5、さらに石を一桁の数字にするので1+5=6)でもいいです。
ちなみに私は日頃は500円以上を入れています。
どの神社でも本殿に上げていただき、ご祈願を出すので、玉串料として納めさせていただいてます。
喪中の時の参拝は?
喪中や出産後の参拝の考え方は、神社によって違うようですが、私は100日までは控えたほうがいいのではないかと思っています。
出産直後がなぜダメかというと、撤れているからです。
それは女性が汚いものという意味ではなくて、「気が枯れている」ということ。
出産は新しい命を生み出すまさに命がけの行為です。喜びも大きいですが、精根尽き果ててしまうものでもあります。
気が回復していないうちに神社に行くと、神様の神聖なエネルギーが強すぎてしまったり、反対に管理の行き届いていない神社などでは悪い気をもらってしまうと本人が危険です。
ただ、鳥居をくぐらず、鳥居の前からごあいさつするだけで十分に神様に気持ちは伝わります。
後神棚は、父母の場合が50日間、祖父母の場合は30日間と神棚封じの期間が異なります。
神棚封じのやり方は
- 神棚の神様に挨拶をします
- 家族の誰が亡くなったか報告をします
- 神棚にお供えしている洗米や酒、榊など全てを下げます
- 神棚の扉を閉めます
- 扉の正面を隠すように白い半紙を貼り付けます
- もし半紙がない場合は、白紙でも大丈夫です。
- 神棚の前にしめ縄を付けている場合は、注連縄にテープを使い白い半紙を貼り付けます
白い紙で覆っておいてください。これも穢れから守るためです。
まとめ
私たち日本人は神様仏様と神様と仏様の区別もなく手を合わせます。
仏教は人を救う教えが必要だという事で、聖徳太子が積極的に1400年前に中国から取り入れたのが始まりです。
人を救うのが目的ですから、仏は自分を犠牲にしてでも人を守ってくれます。
それに対して神様は、この日本を守る神様で万物を司っている存在。
仏様だけでも、神様だけでもダメで両方がそろって初めて、真のしあわせがもたらされると聖徳太子は考えたのではないでしょうか?
どちらも味方につけてしまえば鬼に金棒。もう怖いものなし。そうなるようにあなたの未来を祈願しております。