今回は千葉県南房総市:八幡神社のご紹介です。
高家神社の近くにある。八幡神社です。
龍の彫刻が見事で、安房の彫工・後藤義光が彫った龍とのこと。
本殿を建て直した際に、正面と社殿内に付け替えられたようです。
社殿内のものは祭事でもないと見られないだろうけど、正面の龍は見ることが容易なので、一見の価値あり。
高家神社の御神鏡が発見された樹桜神社が合祀されている。樹桜神社は本殿裏の磐上の石祠
南房総市千倉町八幡神社
・北朝夷(字寺庭)五二二番地鎮座
・創立不詳(推定 江戸末期)
主祭神
・第十五代応神天皇「誉田別尊」(ほんだわけのみこと)
・第十四代仲哀天皇・神功皇后を合祀し、三柱を祀る
祭礼日
・新穀感謝祭・旧新嘗祭 毎年11月23日・24日
・新年御歩射祭 毎年1月15日
・夏祭-神輿渡御祭) 毎年7月第2土日
沿革
応神天皇は仲哀天皇と神功皇后の御子で、皇后が新羅征伐から帰られた直後筑紫で出生されました。
西暦三百年前後、大陸文化の到来により日本国家の確立期で、最も多くの末社を持つ八幡大菩薩として、信仰が当地にも波及し守護人として崇敬されました。
浜の郷の大祭(ハマンゴウのマッチ)と言えば、昭和二十七年頃まで十一月二十三・四日と草競馬が催され、近在の人々によく知られた有名な祭りでありました。
その後、自生の推移と共に馬もその姿を消し、今では懐かしい昔話として残っています。
同時に浜の郷一帯では社は整備され、祭場も昔からの現境内へと移転し、農具市、植木市、露店商等の賑いを今に残しています。
境内案内