千葉県柏市にある柏市で唯一の臨済宗のお寺増尾山少林寺を訪れてみました。
ちなみに、座禅も出来ます。
結構座禅が出来るお寺ってないんですよね。ただいまの処、中断中かも。
その辺はお尋ねください。
HP⇒増尾山少林寺
千葉県お寺:柏市:増尾山少林寺
住所
〒277-0033千葉県柏市増尾3-6-1
御祭神
観音菩薩
ご利益
苦難除去、現世利益、病気平癒、厄除け、開運、極楽往生
境内
本堂内正面に「増尾山」と書かれた山号額が掲げられています。幕末・明治維新に活躍した山岡鉄舟の筆によるものです。
山岡鉄舟は、勝海舟とともに官幕両軍の間を斡旋して西郷隆盛を説き、江戸開城への道を開いた人物です。 明治維新後は新政府に出仕し、地方官僚を経たのち、宮中の要職をつとめて明治天皇の側近として仕えました。
また、幼少より、剣の道、書の道に親しみ、剣は真影流を極め、書は一楽斎と号して雄渾をふるいました。 さらに、信仰の人として谷中の全生庵を創建したことでも知られています。
当時、武芸の心得も持ち剣の腕前も相当であったと伝えられる少林寺第二十五世巣山和尚に贈られたものです。
南北朝の内乱で北朝側に属した相馬重胤公は建武3年 (1336年)、片瀬川の戦いで敗れ、 同年4月、鎌倉法華堂で自害しました。 出陣するさい重胤公は、母からゆずりうけた小さな観音像を御守としていつも兜の中に大事に納めていたと言われています。 重胤公の家来は、激しい戦いの中、この観音像だけを奥州相馬家へと持ち帰りました。
永禄元年 (1558年)正月、重胤公の子孫にあたる相馬慶胤 (嗣嶽慶胤禅師)が、重胤公とその家来たちの供養と慰霊のために、 奥州相馬家より重胤公の兜の中に納められていた小さな観音像を増尾に請来し、増尾山少林寺が開山されました。
しかし嗣嶽慶胤和尚は開山を名乗らず、馬橋万満寺2世雪傅宗屋和尚を少林寺開山に迎え、自らは少林寺第2世として名を残しています。 雪傅宗屋和尚はその後、茨城県土浦市法雲寺の第22世となります。
少林寺では以上のような経緯法縁から
開基 相馬重胤公
開山 雪傅屋和尚
としています。
現在まで、重胤公ゆかりの観音像をご本尊に、また境内墓地に重胤公の供養塔もこざいます。