地蔵菩薩の役割、立場、ご利益

地蔵菩薩

地蔵菩薩とはどういった役割や立場、ご利益、歴史があるのでしょうか?

地蔵菩薩・・・・。お地蔵さん????

イヤー本当に無知さに恥じ入ります。

という事で地蔵菩薩について調べてみました。

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地蔵菩薩とは

地蔵菩薩

地蔵菩薩(じぞうぼさつ)は、仏教の信仰対象である菩薩の一尊です。

大地が全ての命を育む力を蔵するように、苦悩の人々を、その無限の大慈悲の心で包み込み、救う所から名付けられたとされています。

日本における民間信仰では道祖神としての性格を持つと共に、「子供の守り神」として信じられており、よく子供が喜ぶ菓子が供えられています。

一般的に、親しみを込めて「お地蔵さん」、「お地蔵様」と呼ばれることが多いです。

立場

如来に次ぐ立場であり、天界のランクとしては2番目。

菩薩自体は悟りを開く前の修行の段階にいます。

しかし、将来、如来となることが約束されており、如来より近い立場で衆生を救うため民衆に親しまれました。

宗派

地蔵菩薩

日本においては、浄土信仰が普及した平安時代以降、極楽浄土に往生の叶わない衆生は、必ず地獄へ堕ちるものという信仰が強まり、地蔵に対して、地獄における責め苦からの救済を欣求するようになりました。

姿は出家僧の姿が多く、地獄・餓鬼・修羅など六道をめぐりながら、人々の苦難を身代わりとなり受け救う、代受苦の菩薩とされた。際立って子供の守護尊とされ、「子安地蔵」と呼ばれる子供を抱く地蔵菩薩もあり、また小僧姿も多くあります。

賽の河原で、獄卒に責められる子供を、地蔵菩薩が守る姿は、中世より仏教歌謡「西院河原地蔵和讃」を通じて広く知られるようになり、子供や水子の供養において地蔵信仰を集めた。関西では地蔵盆は子供の祭りとして扱われています。

また道祖神(岐の神)と習合した為、日本全国の路傍で石像が数多く祀られている。交通の弁に乏しい時代では大きな仏教寺院へ参詣することができず、簡易な参拝ができる身近な仏像として崇敬を集めました。

そのような地蔵に導師が置かれた例は少なく、そのため本来の仏教の教義を離れ、神道との混同や地域の独自の民間信仰の意味合いなども濃くしました。

ご利益

路傍の地蔵尊はさまざまな祈念の対象になり、難治の傷病の治癒を祈念すれば成就する、と喧伝されて著名な地蔵尊となったり(とげぬき、いぼとり、眼病、子供の夜泣き、など)、併せた寓話が後に広く童話としても知られるようになった例(六地蔵、言うな地蔵、しばられ地蔵、笠地蔵、田植え地蔵、など多数)があります。

無病息災、五穀豊穣、交通安全、水子祈願、安産、子授け、子供守護、先祖菩提、戦勝祈願など様々なご利益があります。

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※ちなみにお寺は仏様と相談するところで、神社は神様に誓いを立てる場所です。

地蔵菩薩の真言

オン カカカ ビサンマエイ ソワカOṃ ha ha ha vismaye svāhā

邦訳すれば『オーン、ha・ha・ha(地蔵菩薩の種子を3回唱える)、希有なる御方よ、スヴァーハー』となる。